22 January 2026

NEM導入レポート:2025年第4四半期、BESS容量が5GWを突破

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NEM導入レポート:2025年第4四半期、BESS容量が5GWを突破

2025年の最終四半期は、オーストラリア国立電力市場(NEM)におけるバッテリーエネルギー貯蔵(BESS)の記録的な年を締めくくりました。この加速は、市場が産業規模のBESS導入段階へと移行したことを示しています。建設期間は過去最低水準に短縮され、多様な所有モデルが登場し、2028年までの明確なプロジェクトパイプラインが形成されています。

第4四半期の導入ラッシュにより、年間の容量増加は2倍以上となり、クイーンズランド州が市場参入最後にもかかわらず他州を抜いて首位となりました。また、この四半期にはNEM初の4時間対応バッテリーも稼働を開始。これにより、開発者がシステムの持続時間や収益確保の戦略を見直す転換点が示されました。

本記事では、NEMにおけるバッテリーエネルギー貯蔵の最新動向を、稼働開始した新規設備やシステム規模・持続時間のトレンド、そして2028年末までの予測という観点から解説します。

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エグゼクティブサマリー

  • 2025年第4四半期は新規BESS容量2.2GW・5.2GWhを記録し、四半期導入記録を2倍以上更新
  • NEM初の4時間バッテリーが2025年第4四半期に稼働開始し、平均フリート持続時間が初めて2時間を突破
  • クイーンズランド州はサウスオーストラリア州、ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州を抜き、稼働BESS容量1.86GWで州別首位に
  • 複数プロジェクトが12か月未満で建設完了。スミスフィールドは7〜8か月、ウリンダパークは10か月で竣工
  • BESSパイプラインは2028年末に1GW増の18.7GW稼働を予測


2025年第4四半期に稼働開始したBESSプロジェクトは?

今四半期の導入パターンは市場の成熟を示しています。8社の開発事業者による10プロジェクトが稼働を開始し、公益事業者所有から独立系まで幅広い所有形態が見られました。この多様性は業界全体の自信の高まりを反映しており、各参加者が異なる収益・契約戦略を追求しています。初のリベニュースワップ契約付きバッテリー2件が稼働し、新規プロジェクトの半数は長期オフテイク契約なしで進められています。

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