キャパシティマーケット:2029/30年T-4で再び供給過剰、改修ガスが不確実性をもたらす
2029/30年T-4キャパシティマーケット・オークションの認定容量が確定し、入札は3月10日から開始されます。認定容量は45.2GW、目標値39.4GWに対し、近年で最も供給過剰なT-4となっており、直近のオークションで見られた約£60/kW/年を下回るクリア価格が予想されます。
ガスはデリュード容量の25.8GWを占め、その55%が資本支出(capex)基準の引き下げを受けて改修容量として入札されます。供給過剰により価格は下がりますが、この改修ガスの大きなボリュームが価格決定要素となり、価格上昇圧力も生まれています。
バッテリー貯蔵は、過去最大となる9.5GWの接続容量および3.0GWのデリュード容量で参入します。
T-1の記事を見逃しましたか?2026/27年T-1オークションに関する分析もご覧ください。
認定容量の過剰がクリア価格の低下を示唆
過去のT-4オークションでは、認定容量の過剰とクリア価格には一貫した関係がありました。過剰が大きいほど、クリア価格は低くなります。
直近3回のオークションは、キャパシティマーケット開始以来最も需給バランスが厳しく、過剰容量は-0.7〜3.0GWの範囲でした。いずれもクリア価格は£60/kW/年以上となっています。
今年のオークションは大幅な供給過剰となっており、この流れが終わることを示唆しています。
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