NSW LTESA入札第7回の結果と第8回・第9回の変更点
NSWロードマップの第7回入札では、2026年5月15日にAGLのトマゴ・バッテリー(500MW・4時間)とEnel Xのバーチャルパワープラント(32MW・4時間)に長期エネルギーサービス契約(LTESA)が授与されました。
第8回および第9回の入札は間もなく開始され、年末までに結果が発表される予定です。第8回は、容量投資スキーム(CIS)開始後初のLTESA発電ラウンドとなります。一方、第9回は次の長時間蓄電(LDS)ラウンドです。本記事では、第7回の入札結果、第8回・第9回での変更点、そしてバッテリー開発者が入札時に注目すべきポイントについて解説します。
要約
- 第7回入札はAGLのトマゴ・バッテリー(500MW・4時間)とEnel XのVPP(32MW・4時間)が落札。成功要因は、2027年11月末までの実現可能性、立地、低コストの3点でした。
- 第7回入札のMWh加重等価年金キャップは、第2回入札より少なくとも50%低い水準で決定。第2回は名目$40,000/MW/年(10年契約)でした。
- 第8回は新たにハイブリッド発電LTESAを導入。4時間以上の併設蓄電を持つプロジェクトが対象。標準の発電LTESAも2年スワップから1年スワップへ短縮されます。
- 第9回LDSは第6回商品を踏襲しつつ3点変更:最小5MW(従来30MW)、2つのCODウィンドウ(2029年・2033年)、システム強度がメリット基準1(MC1)で評価されます。
NSW LTESAロードマップ
ASLはこれまでに7回のLTESA入札を実施しています。第7~9回のLTESAは、老朽火力の引退によるギャップ解消に焦点を当てています:
- 2027〜28年夏期のファーミング容量(第7回)。
- 再生可能発電と併設蓄電ハイブリッド新商品(第8回)。
- 2034年法定最小値を超える長時間蓄電の追加(第9回)。





