16 April 2025

長時間エネルギー貯蔵キャップ&フロア制度:申請受付開始

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長時間エネルギー貯蔵キャップ&フロア制度:申請受付開始

4月8日、Ofgemは長時間電力貯蔵キャップ&フロア制度の第1回申請ウィンドウの申請受付を開始しました。申請に関する追加ガイダンスや、適格性評価のフレームワークも公開されています。

これは、3月に公開された技術的決定文書をもとに構築されており、Ofgemが推奨するキャップ&フロア制度のアプローチが示されています。

Modo Energyのリサーチ購読者向けに、本記事では以下について解説します:

  • 制度の主な内容と申請スケジュール
  • Ofgemの決定がリチウムBESSに与える影響(持続時間要件の拡大を含む)
  • BESSにおけるキャップおよびフロア水準の見通し

キャップ&フロア制度は最大7.7GWの長時間貯蔵導入を目指す

英国本土では1984年以降、新たな長時間貯蔵設備が稼働していません。政府の支援がない場合、Modo Energyの中央予測シナリオでは、6時間を超えるリチウムBESSが商業的に導入されることはありません。

6時間を超える持続時間では、追加のエネルギー容量による収益増加が増加する設備投資(Capex)を補えません。持続時間を延長すると、全体的なプロジェクト収益率が低下します。

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