SPP 2026年4月:西部ハブで導入時に価格差が3倍になった理由
SPP Westは2026年4月1日に運用を開始し、SPPがウェスタン・インターコネクションへ拡大しました。
新しい価格ハブでの初月、リアルタイムのトップ・ボトム4時間(TB4)価格差の平均は$632/MWhとなり、既存の北部・南部ハブのほぼ3倍に達しました。
本記事は、SPP全体の卸売市場動向を追う月次ベンチマークシリーズの第1回目です。
この記事では、2026年4月にRTO Westでリアルタイム価格の変動がなぜ激しかったのか、またバッテリー投資家がそこから得られる示唆について解説します。
SPP Westハブのリアルタイム価格はプラス・マイナス両極端に振れた
西部で価格差が拡大したのは、より深いマイナス価格と極端なプラス価格が同時に発生したためです。
これは、1日1サイクル運用する4時間持続のバッテリーのアービトラージ収益を追跡するトップ・ボトム4時間(TB4)価格差で測定できます。SPPで最も一般的なバッテリー構成です。
西部ハブの4時間充電側価格は平均-$32/MWhで、風力主導の南部(-$18/MWh)よりもかなり低い水準でした。
同様に、最大放電側価格は西部で平均$125/MWh、南部は$43/MWh、北部は$56/MWhでした。





