2026年4月スペイン太陽光発電予測アップデート:単独型太陽光発電の新規導入が減少
Modo Energyの2026年4月発表の予測リリースが公開されました。当社の容量拡大モデルによると、2026年のキャプチャ価格が€18/MWhまで低下することで、2033年までスペインで新たなユーティリティ規模の太陽光発電は導入されない見通しです。新たな低位シナリオでは、長期的にキャプチャ価格がさらに15%下落します。
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主なポイント
- 2026年のスペインの太陽光発電(PV)導入容量は54GWとなり、Red Eléctrica de España(REE)がユーティリティ規模および屋根設置型の歴史データを更新したことで、11GW上方修正されました。
- 太陽光キャプチャ価格は2027年に€16/MWhまで下落し、2030年まで€30/MWhを下回る水準が続きます。
- 容量拡大モデルでは、2027年から7年間ユーティリティ規模の新規太陽光発電は追加されず、導入容量は約57GWで横ばいとなります。
- 2050年には、4月リリースの予測で89GWに達しますが、これは1月リリースより21GW低い水準です。
- 新たな低位シナリオでは、ガス・炭素価格の前提が低いことから、長期的なキャプチャ価格が€27〜30/MWhの範囲に下がります。
4月リリースでは1月リリースより太陽光の過剰導入がより正確に反映
REEによる改訂データをもとに、スペインの太陽光PVの初期値を更新しました。新しいデータセットでは、2026年時点のユーティリティ規模と屋根設置型を合わせた導入容量が54GWとなり、1月リリースで用いた43GWから大幅に増加しています。これが新たなシミュレーションの出発点となります。
初期値が上昇したにもかかわらず、長期的な成長ペースは鈍化します。2050年時点で4月リリースの予測は89GWに到達しますが、スペインの太陽光発電容量が100GWを超えることは予測期間内にはありません(1月リリースでは2040年代後半に達成と見込まれていました)。
キャプチャ価格の低下がこの乖離の主因です。この差は2027年から2030年代半ばにかけて生じます。
なぜモデルは2033年まで新規太陽光発電の導入を停止するのか?
スペインの太陽光発電は、予測初期の数年間でほとんど付加価値を生み出せません。キャプチャ価格は2027年に€16/MWhまで落ち込み、2030年まで€30/MWhを下回る水準が続きます。
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