Koを活用した大規模負荷のエネルギーコスト予測の分析方法
Modo Energyの大規模負荷エネルギーコスト予測は、キャンパスの電力供給コストを理解するのに役立ちます。負荷、系統接続、オンサイト発電設備を設定し、電力価格や適用される料金が結果にどのように影響するかを確認しましょう。
当社のグローバル・ファンダメンタルモデルは、発電・蓄電・系統供給がどのように連携して、施設の技術的制約内で最も低コストで負荷を賄うかを最適化します。
Koはこの分析を対話形式で提供します。チャットで予測を作成・実行し、完了した結果を照会、オプションの比較や、調査結果からレポート作成も可能です。
主なポイント
- Koでキャンパスの予測を作成し、実行前に設定内容を確認します。
- 大規模負荷の供給コストや、ユーティリティ料金が結果に与える影響を理解します。
- ロケーション、設備構成、市場シナリオを比較します。
- コスト比較、グラフ、前提条件をまとめたレポートを作成します。
注意:Koはご自身の予測ライブラリ内の実行のみ分析できます。以下の例はご自身のプロジェクト内容に置き換え、比較したい実行に名前を付けてください。
1. キャンパスを計画し、Koで予測を実行する
Koに、キャンパスのロケーション、電力需要、系統接続、発電・蓄電設備などの詳細を入力します。
キャンパスの定格容量や、負荷の抑制可否も設定できます。抑制を有効にすると、ターンダウンコストを指定できます。
系統からの輸入制限や接続電圧、料金プランの選択、オンサイト発電・蓄電の追加も設定可能です。設定に迷った場合は、Koに説明を求めましょう。
Koにこんな質問をしてみましょう:
確認画面で設定内容を見直し、予測を実行します。

2. キャンパスのエネルギーコスト要因を把握する
予測が完了したら、Koに1MWhあたりの供給コストを尋ねましょう。コストの内訳で、どの要素が合計に寄与しているかが分かります。
合計コスト(USD/MWh)を翌日スポット電力価格と比較できます。料金やキャンパス設定が差分にどう影響するか、Koに説明してもらいましょう。
Koにこんな質問をしてみましょう:

キャンパスの年間エネルギーコストの合計や、その変動もKoに尋ねることができます。
さらに深掘り:
3. 同じキャンパスの電源構成を比較する
系統供給と、オンサイト太陽光・風力・蓄電池など様々な組み合わせを比較できます。構成ごとに個別の予測を実行し、コストの変化を確認します。
各実行では、モデルが電力価格・料金・技術的制約を考慮し、設備の運用を最適化します。バッテリーは高コスト時間帯の系統購入を回避したり、料金コストを削減できます。
太陽光を追加したり、容量を変更したり、バッテリーの出力や持続時間を比較したり、発電と蓄電を組み合わせたりしてみましょう。負荷・料金・市場見通しは揃えて、各変更の効果を評価します。
注意:風力を含む構成の場合は、KoではなくTerminalの予測作成フローをご利用ください。実行が完了したら、Koで結果を分析できます。
Koにこんな質問をしてみましょう:
設備の価値は、別のコスト要素の削減として現れる場合があります。例えば太陽光は卸電力購入を減らせます。設備の有無で比較することで、こうした節約効果が明らかになります。
さらに深掘り:

4. 料金プランと商業条件を理解する
施設の料金プランを用いて、ユーティリティ電力の価格をモデル化できます。料金には、消費電力量、系統需要、その他の請求規則がキャンパスコストにどう影響するかが反映されます。
選択した料金プランやコストに影響する項目について、Koに説明を求めましょう。該当する条件は、ユーティリティや小売事業者、契約形態によって異なります。
Koにこんな質問をしてみましょう:
これらの規則を理解することで、発電や蓄電の追加、または系統からの電力購入量の調整時に、どのコストが変動しうるかを評価できます。
さらに深掘り:
5. 候補ロケーションを比較する
同じキャンパスを異なるロケーションで運用した場合のコストを比較できます。各サイトごとに予測を実行し、負荷・オンサイト設備・市場見通しは揃えてください。
両方の実行が完了したら、Koに結果を比較させましょう。電力価格や系統接続、料金の違いが、供給コストの差を説明する要因となります。
Koにこんな質問をしてみましょう:
さらに、Modo Energyのリサーチを活用して、各ロケーションの市場背景も理解できます。
さらに深掘り:
この比較を、用地・建設・系統接続要件の評価とあわせてご活用ください。
6. 市場シナリオの違いをテストする
同じキャンパスを異なる市場見通しで運用し、将来のエネルギーコスト変動を把握できます。
「Central」はModo Energyの標準市場見通しです。利用可能な場合、「Low」「High」では燃料価格や需要成長などの仮定を変えてテストできます。
各シナリオごとに個別の実行を行い、キャンパス設定や料金は揃えてください。その後、Koに結果を比較させましょう。
Koにこんな質問をしてみましょう:
各実行が完了したら、年間コストや比較期間全体の差を確認しましょう。
さらに深掘り:

選択したシナリオ間のコスト差を説明する市場仮定について、Koに尋ねてみましょう。
7. 予測分析からレポートを作成する
Koに予測比較をレポート化させることができます。キャンパス設定、コストグラフ、チームで確認したい調査結果をまとめましょう。
含めたい実行に名前を付け、レポートの対象者を説明します。開発チームなら候補地比較、投資チームなら構成ごとのコスト把握が必要かもしれません。
Koにこんな質問をしてみましょう:
フォローアップで、チームが意思決定したい内容にレポートの焦点を当てましょう。
さらに深掘り:
レポート共有前に、引用元や実行構成を確認しましょう。チームは調査結果をもとに詳細な分析へと遡れます。






